胃の調子の悪い時だけでなく、病気で食欲が落ちてしまっているときによく食べるのがおじやです。
ちなみに「おかゆ」とはお米もしくはもち米だけを多目の水で似た料理のことをいい、おじや・雑炊はお米と合わせて野菜や肉類、豆、芋などを一緒にした料理のことをいいます。
おかゆの場合にも雑穀やそば、豆類などを加えることもありますが基本的には穀物のみで作る場合をさします。
おじやと雑炊も厳密に分類をすれば定義が異なるようですが、一般的にはどちらもスープ状の具材の中にご飯を加えたものということで使われているようです。
またおかゆを作るときにはお米を炊く前の状態から始めるとよいですが、おじやの場合は冷や飯など一回炊いたものを使用してもよいことになっています。

おじやにもたくさんの種類がありますが、胃腸が弱っているときに特におすすめしたい具材はキャベツと卵です。
また大根や豆腐も消化が良く栄養価が高いので余裕があれば一緒に加えていきたい具材です。
もっとも簡単に作れるおじやレシピとして、卵とキャベツの洋風おじやがあります。
用意するのはご飯とキャベツ、卵とコンソメスープです。
お好みでバターもしくはマーガリン、ブラックペッパーなどを加えるのもよいでしょう。
作り方はまず鍋に多目の水とご飯を入れてコンソメスープのもとと塩コショウでゆっくりと煮ていきます。
沸騰してしばらくたったところでキャベツを入れて全体に火がとおるまで再び煮ていきます。
キャベツがやわらかくなったら溶き卵を回して入れて、完全に固まらないうちに仕上げのバターやブラックペッパーなどを加えて出来上がりです。
コツはキャベツの歯ごたえがなくなるくらいまで柔らかく煮てしまうということです。
手軽で早くできてしかもクセのない味なので、ぜひ作ってみてもらいたいです。
卵を雑炊に入れるととてもまろやかな仕上がりになるととともに、滋養がつくので仕上げには使うようにするのがおすすめです。

より簡単につくるなら、余った味噌汁の中にご飯を入れて煮込むというおじやもすすめです。
一見ねこまんまのようですが、ひと煮立ちさせることで味噌仕立てのおじやとして立派な料理にすることができます。
味噌汁の具が足りないというときには、ニンジンや大根、しいたけなどを追加で一品加えるだけでもかなり料理として見栄えがしやすくなります。
おじやは味の薄いおかゆと違って食べやすく、一品だけでたくさんの栄養分を一気にとることができます。