整腸作用の王様野菜の大根

大根といえば整腸作用にすぐれた野菜として知られるものです。

生で食べても調理をしても非常に栄養成分が豊富なので、何かしらの形で毎日の食卓に加えたい野菜の一つとなっています。

大根の健康成分をざっと並べただけでも、カタラーゼという活性酸素分解の働きがある酵素や、ペルオキシダーゼという発がん性物質をおさえる酵素などがあります。

他にも大根の辛味のもとになっているイソチオシアネートは殺菌作用に優れ、胃の中に入るとピロリ菌の発生をおさえて胃を丈夫にしてくれます。

大根は実だけでなく皮にも葉にも優れた成分をたくさん持っているので「捨てる所がない野菜」としても知られています。

食べると胃や腸の粘膜を保護してくれる働きもあるのであまり普段から胃腸が丈夫ではないという人にも大根はおすすめです。

大根の効果的な食べ方

もっともシンプルな食べ方としては大根をそのまますりおろした大根おろしがあります。

大根おろしは「大根おろしダイエット」として推奨されたこともあるほど非常に栄養価が高く、それでいてローカロリーというダイエットにもってこいの食材です。

脂っぽいものや胃にもたれがちなものを食べるときには大根おろしをつけあわせにすると胃全体が守られるのであとから胃もたれがしにくく、消化をしやすくなるという利点があります。

ただ甘みのある冬大根なら大根おろしもいいのですが、水分が少なめで辛味が強い夏大根では大根おろしをそのまま食べるのはちょっとつらいと感じることもあります。

そんなときにはシンプルに火を通してそのまま食べるという方法もおすすめになります。

大根そのものが持つ栄養素は残念ながら加熱をしてしまうと減ってしまうものもあるので、その場合には他に栄養価の高い食材を組み合わせて食べるのがよい方法です。

大根と一緒に食べたい高野豆腐

大根は煮込みにすると味が染みこんで大変美味しいのですが、そこでちょっと変わったレシピとして紹介したいのが高野豆腐を使った煮物です。

高野豆腐は「凍り豆腐」と言われることもあるように、一度豆腐を凍らせてから乾燥させるという珍しい食材です。

高野豆腐は乾燥させることで密度が濃くなるため、一個当たりの栄養価はふつうの白い豆腐の4倍以上あるとも言われています。

また独特のスポンジのような食感から味がしみやすくだし汁のおいしさをそのまま食べることができます。

調理方法はそう難しいものではなく、シンプルな出汁と一緒に大根と高野豆腐を煮るという方法でOKです。

このときの出汁にはあまり濃い味付けのものではなく、貝柱や干し昆布など自然の具材を使ったシンプルなものにするとよりいっそう素材の味が生きてきます。