かぶの驚きの整腸作用

かぶは昔風の呼び方をすると「すずな」といいます。

ピンと来た人もいるかもしれませんが、そうです「春の七草」の一つです。

春の七草といえば正月7日の食べる「七草粥」に使われる具材で、正月にたくさん食べて疲れた胃を休めるための栄養補給をすることができます。

そんな春の七草の一つであるかぶは、単体で食べても十分にすぐれた整腸作用を発揮する便利な野菜となっています。

かぶは日本にはかなり昔からあった野菜なので、レシピも非常にたくさんあります。

一番簡単な方法としては生のカブの皮を向いて一口大に切り、塩でもんでたべるという塩もみや一夜漬けです。

生で食べても十分においしいかぶですが、冬の季節に食べるならやはり温かい調理にしたいところです。

かぶの旬は夏の初めと秋ころになっているので、店頭に見られるようになったらまとめて買って毎日でも食べるようにすることをおすすめしたいです。

かぶをまるごと大胆に煮るスープ

かぶの簡単な料理方法となっているのがそのまま煮込んで作るスープです。

かぶの大きさはちょっと微妙なので切ろうかどうか迷うこともありますが、そんなときは葉をおとしてちょっと切り目を入れた状態でまるごと煮込んでしまうのがおすすめです。

大根やニンジンと違ってかぶは煮るとくずれやすく、ちょっと長く熱を加えるとぼろりとくずれてしまいます。

ですのでふろふき大根のようにかるく煮込んだものをそのまま食べようとすると火加減が難しくあまり料理が得意ではない人は失敗をしてしまいやすくなります。

その点スープとして最初から崩れることを前提に煮てしまえばそのまま食べることもでき、余る部分もなく食べられて栄養も逃がしません。

コツとしては葉を全部落とさず数センチ残しておくようにするということで、完全に実がばらけないようにしつつ中に火が通りやすいように切れ目を入れてからお湯に入れます。

かぶと相性のよい具材

かぶはそれ単体ではかなりあっさりした味付けになってしまいますので、一緒に煮込む具材には少しボリューム感を意識したものにするのがおすすめです。

胃腸の調子がいいときなら、ベーコンや豚肉などちょっと脂身のある肉類を一緒に煮込むとかぶのあっさりした風味とよくあう美味しいスープに仕上がります。

肉類を入れる場合にはしょうがを一緒に入れると体があたたまる冬におすすめのメニューになります。

一緒に入れる野菜としてはあまり自己主張のないネギ類やきのこ類がよくあいます。

玉ねぎのみじん切りやしいたけやキクラゲを刻んだものを入れておくとかぶの風味を邪魔せずエキスが出てコクのあるスープに仕上げていくことができます。

食べるときにはかぶが箸でつまんでほろほろと崩れるくらいがちょうどよいので、スプーンやれんげを使って「食べるスープ」形式にすると上手に全部残さず食べることができます。