便通異常を伴う病気

慢性的に下痢や便秘を繰り返す便通異常や腹痛やお腹の不快感を伴う疾患を過敏性腸症候群=IBSといいます。
この病気はストレスとの関連性が非常に高い病気とされており、現代人が発症する可能性が高いと言われています。
ストレスが原因で発症する病気なので他に身体的疾患が感じられないことが多いです。

参考:IBSネット それって、IBS(過敏性腸症候群)?ストレスによる下痢・腹痛にお悩みの方へ

過敏性腸症候群の原因

ストレスが原因で起こると考えられる過敏性腸症候群は、特定される原因はいくつか重なる場合が多いとされています。
ストレスを感じることで自律神経を介して脳から腸へ伝わってしまい、胃腸の働きを悪くするという症状が起こると考えられています。
脳と腸は存在している場所は離れていても密接な関係にあるとされており、ストレスを感じることで腸への影響が及ぼす流れが確立されることで些細なストレスを感じただけでも腸が反応してしまい下痢や便秘を繰り返すことになります。
また、ほんの少しだけお腹が痛くなっただけでも脳が敏感に察知して不安感を増してしまうという悪循環が広がるのです。

ストレス以外にも食生活や睡眠不足などの生活習慣も腸に悪影響を与える原因になることから、規則正しい生活を心がけなければいけません。

過敏性腸症候群の症状

便通異常が生じる病気ですが、症状の現れ方は人によって違いがあります。
下痢型の場合は慢性的に下痢が続き、時や場所を選ばずにトイレに行きたくなってしまうという症状が強くなります。
食事をすると腸の動きが活発になるため、食事をする度にトイレに行きたくなる傾向もあります。
下痢型は主に男性が発症することが多いとされています。

便秘型の場合は腹痛があって便意があるのになかなか便が出ないという症状が現れます。
便もコロコロの小さな形をしていて腸のぜん動運動が低下してしまうため便がせき止められていてこのような形の便しか出なくなるのです。
このタイプは主に女性が発症することが多いようです。

更に下痢と便秘を繰り返す混合型の症状もあり、日によって下痢が続いては便秘になってコロコロ便が続くことが繰り返されることになります。
この他にお腹がゴロゴロと音がしたり、ガスが溜まっているような膨満感があったり、慢性的な頭痛や動悸、不安感などの症状も見られます。

過敏性腸症候群の治療法

現在は過敏性腸症候群の症状に応じて適切な治療薬が処方されます。
下痢型の場合には腸のセロトニンの働きを抑える薬や消化管機能を調整する薬などを処方しています。
便秘型や混合型などのタイプを見極めて薬が処方されますので、不快な症状も改善しやすいと言われています。
他にも過敏性腸症候群になった原因になるストレス解消を心がけ、食事療法や運動療法を実施することが推奨されます。